
ご挨拶
新しい企画『ピリオディカル たべるのがおそい―書店と図書館のためのフリーアンソロジー』がはじまります。
企画・運営は西崎憲、非営利のプロジェクトです。目的は第一に書店と図書館の応援、第二に創作家の応援です。半年に一度ほど一冊のアンソロジーもしくは雑誌の形で刊行物一冊分のデータを編集し、そのデータを書店と図書館(刊行者)に無料配布物用の素材として提供します。
編集者と寄稿者は基本的には無償ですが、個人単位で寄付を受けつけます。配布する書店や図書館が増えた場合、読者が増え、知名度もあがると思います。
寄稿者は半分が運営からの依頼、半分(数名)が応募になります。選考は籤引きで、選ばれた場合はかならず掲載されます。ただ一度だけ書き直しもしくは作品差し替えをお願いする可能性があります。作品の権利はもちろん寄稿者になります。寄稿後、ほかに使用なさってもかまいません。
これまでにない企画で全体像がつかみにくいかもしれませんが、巨大な同人誌もしくはZINEという説明が一番いいかもしれません。そして編集者は結果としてはおそらく非常に多数になると思います。クラウド的な編集、ユニヴァーサルな編集もまたこの企画の特色になるかと思います。
西崎憲
参加をお考えの文章家の皆さま
小説、エッセイ、翻訳(作者の死後70年経過の作品のみ)、短詩型などで掲載をご希望のかた以下のフォームからお申し込みください。締切は2月10日24時です。締切後あみだくじサイトで当落を決定いたします。
応募資格はなにもありません。どなたでも応募できます。
原稿料はありません。権利は著者になります。掲載後ほかでの使用も自由です。
場合によってはこちらからの修正依頼が1度のみあるか、ほかの既発表作品に差し替えをお願いするかもしれません。しかしかならず掲載いたします。本企画は賞などのように「選考」ではなく「育成」型とお考えください。
またすべてがはじめての形なのでどのようなことが起こるかわかりませんが、作者と作品は不正なことから力のかぎり守ります。
作品はご自分の未発表作品にかぎります。同人誌などは未発表扱いになります。小説、翻訳は30枚程度まで、エッセイは5枚程度まで、短詩型は10首、10句程度にします。小説(400字詰め原稿用紙30枚程度まで)、ほかに詩、児童文学評論・批評なども受つけます。
AIの使用は使用したことで優れたものになっていれば問題ありません。使用したことの申告もいりません。
7名ほどの募集になります。
新しいものを書かれる場合、執筆期間は1ヶ月しかありません。ご了承ください。
申し込みフォーム
https://forms.gle/856eaV17GALAJDgG9
刊行をお考えの書店および図書館の皆さま
刊行をご希望の書店、図書館の皆さま、ぜひご活動のお役にたててください。
全体の分量は400字詰め原稿用紙100枚~130枚程度を予定しています。刊行形態は自由です。コピー用紙で製本していただいてもかまいません。
こちらから提供する作品をすべて収録し、著作権の権利者を明記してくださればほかの条件はありません。装画、解説、編集後記などは自由につけてください。作品も2、3作であれば追加してかまいません。
内容を確認したい場合はお知らせください。確認の上、見送りでもかまいません。
詳細は以下の企画書をごらんください。
お申し込み先は book.for.hill@gmail.com です。
『ピリオディカル たべるのがおそい――書店と図書館のためのフリーアンソロジー』企画書
1)企画者・運営
企画者西崎憲 book.for.hill@gmail.com
運営惑星と口笛https://p-and-w.sakura.ne.jp/book.for.hill@gmail.com
2)目的
書店や図書館が文芸作品創造や流通、作者育成に直接関与するシステムを作り、これまでにない文芸の創出を助け、あわせて書店や図書館の文化面、社会面での重要性を周知させる。 限られた発表の場所しか持たないアマチュアや新人の書き手、媒体を求めている職業作家に新しい発表の場を提供する。そして優れた作品が生まれることを補助する。
3)概要
企画者(西崎憲)が10人程度の作者の文芸作品を集め、編集し、アンソロジーの形でテキストデータにして、希望する書店や図書館に提供する。提供を受けたほうは、そのデータを内容とする無料配布物を作成し、それを宣伝、活動促進のために利用する。
書名と副題を以下とする。
『ピリオディカル たべるのがおそい』書店と図書館のためのフリーアンソロジー
※「たべるのがおそい」の名称使用は、『文学ムック たべるのがおそい』の版元書肆侃侃房から使用の許可を得ています。ありがとうございます。
作者や編纂者はボランティア、ただし個人単位での寄付を受けつける。寄付のとりまとめは惑星と口笛もしくは外部の予定(手数料5%)。
無料配布物を作成する際にはふたつの条件がある。それはデータの作品を書名、作品タイトル、作者名、内容そのままで、全作収録することと、権利が各作者にあることを明記すること、編纂者名はなしでかまわない。 印刷の種類、電子化、表紙や挿絵の追加、収録順の変更、解説の追加などは自由。コピー用紙での製本などでも問題なし。また各書店・各図書館で適当だと判断した作品を2、3作程度追加できる。その際には許可も報告も必要ではない。完全にではないが「クラウド編集」的な進行を目指す。
収録作のジャンルは小説、エッセイ、翻訳(著作権のないもの)、短詩型作品、評論など。 年に2度刊行する。
全体の分量は400字詰め原稿用紙100枚程度を予定。
4)企画者、書店・図書館の役割
作品編集:西崎憲 編集・刊行:各書店・各図書館 発行人:各書店・各図書館 問い合わせ 各作品内容、著者への連絡、寄付の問い合わせは「惑星と口笛」book.for.hill@gmail.com 配布などに関しては各書店・各図書館。
5)スケジュール
2026年1月末告知。作者募集開始。 2月初旬 作者決定。 3月初旬 データ完成。配布開始。
6)作者決定の手続き
こちらからの依頼と募集のふたつがあり。依頼は企画者が選ぶ。応募はインターネットで一定期間募集の上でくじ引き。 作品は書き下ろしでも既発表でも自作であれば可。ただ編纂者は編纂者の考えるアンソロジーの質の維持のため、提出作品が意図にあわない場合は2作目も提示してもらい、どちらかを選ぶことができるものとする。あるいは提出作品にかんしてアドヴァイスできるものとする。その上で掲載は必須とする。
7)企画者経歴
西崎憲(にしざき・けん)翻訳家、作家、日本翻訳大賞選考委員、『文学ムック たべるのがおそい』元編集長。元電気通信大学非常勤講師。訳書に『郵便局と蛇』『ヘミングウェイ短篇集』『青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集』『郊外のフェアリーテール キャサリン・マンスフィールド 短篇集』『あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集』など。編纂・共訳に『短篇小説日和』『怪奇小説日和』『12か月の本』など。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』『蕃東国年代記』『未知の鳥類がやってくるまで』『本の幽霊』『全ロック史』など。フラワーしげる名義で歌集『ビットとデシベル』『世界学校』。電子書籍や音楽のレーベル〈惑星と口笛〉https://p-and-w.sakura.ne.jp/、文芸のサブスクリプション〈ブンゲイデリバリ〉https://bungei-delivery.a-c-w-k.com/wp/主宰。



この記事へのコメントはありません。