
飯野文彦書き下ろし。怪奇幻想を愛する読者のために書かれた仄暗い短篇集が到着いたしました。
幻想怪奇作家といってもさまざまです。そもそも幻想も怪奇も幅のある語であって、一口に語れるものでもなく、おそらく世界のどの言語でも書かれていて、そのすべてに歴史があります。しかし、通底する特徴もあって、それは優れた幻想怪奇作家は、基本的にはマイナーポエットであるということです。彼ら彼女らは個人性によって世界を解釈します。怪奇的事象、幻想的事象をもって。本書の飯野文彦のごとくに。
怪奇幻想の水先案内人、井之妖彦の連作をお届けいたします。あるときは旅行者、あるときは引きこもり、そしてあるときは幻灯世界の王子、本作でも皆様を不可思議な世界に御案内いたします。
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