電子書籍

0031 倉阪鬼一郎散文詩集成  倉阪鬼一郎

 あとがきにおいて倉阪鬼一郎は以下のように述べている。

 最後に、「無人島へ持っていく作品を一冊だけ自作から選べ」と言われたら、私は迷わず小説ではなく本作を選びます(電子書籍なので端末ですが)。私のエッセンスはすべてこのなかに詰まっています。

 本書はこれまで発表された三冊の私家版詩集『ふるふると顫えながら開く一冊の黒い本』『何も描かれない白い地図帳』『だれのものでもない赤い点鬼簿』を収録し、さらに書きおろしの詩集『世の初めから隠されていた三冊の画集』を加えた決定版といえるコレクションである。本書によって倉阪鬼一郎の詩におけるおそるべき達成を目の当たりにすることができる。

関連記事

  1. 0054 猫の上で暮らす一族の話  冬乃くじ
  2. 短篇小説の王国
  3. 0002 ヒドゥン・オーサーズ Hidden Authors  …
  4. 0051 パラジソ  橿原令
  5. 0048 頬杖のヒュー風  多宇加世
  6. 0006 ハイキング 相川英輔
  7. 0046 花を刺す  大木芙沙子
  8. 0022 ゆかし妖し  堀川アサコ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP