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0003 ふゆのほん 西崎憲


シングルカット第1弾
冬のなかにはなにがある 物語のなかにはなにがある

〈ぼく〉は女友達を誘って、ある詩人が行う風変わりな街頭朗読会のようなものに参加する。その朗読会は参加者も登場人物の一人となって作品の形成に加わるというものだった。詩人が考えた「ふゆのほん」とはいったいいかなる物語なのか。
 境界で何者かの衣擦れに耳を澄ますような物語。
 初冬の物語。
 電子書籍書き下ろし。 400字詰め原稿用紙換算45枚。

プロフィール
西崎憲
翻訳家、作家、音楽家。

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